IKIF 石田木船映像工場

ABOUT

2015.09.26

石田園子

1959年昭和34年2月生まれ。
立川から神奈川県戸塚へ転居。小児ぜんそくとなり幼稚園での記憶がないのは休みがちだったためかもしれない。
5歳の時に東京都世田谷区に転居して小学校入学まで転園せずフリー。

1965年世田谷区立松沢小学校入学。
その頃テレビで「ジャングル大帝」放送開始。
マンガ版もすべて購入、レオの絵ばかり描いていた。

低学年まではぜんそくがひどく病弱で体育は休んでばかりいた。
小学校3,4年生のころ親から自転車を禁止されていたので、
こっそり近所に住んでいた、*藪*彦の息子の自転車で練習した。

「東映まんがまつり」を近所の東映封切館に見に行って「長靴をはいた猫」に大感激し、後年宮崎、高畑アニメを知るきっかけとなる。

1971年世田谷区立松沢中学校に進学。コマ回し、警泥が流行っていた。
手塚治虫先生の「火の鳥」に感動。

1974年都立芸術高等学校に進学。
マンガ・アニメ好きの友人の影響でますます深みにはまる。
親が8ミリの機材を持っていたこともありアニメ研を設立しアニメを作り出す。
TVアニメ放送を記録に残すためテレビ画面を一眼レフカメラで画面撮りをすること、ラジカセで音を録音する事に熱中。

1977年東京造形大学ビジュアルデザイン専攻に入学、ここでも専攻を越えてのアニメ好き(アニメヲタク)の人たちと出会いアニメ研を設立することに。
初代部長を務める。

1981年、株式会社トミーに入社 。
FV事業部に配属され、主にキャラクターを扱う玩具、バラエティグッズの企画デザインの仕事をする。
IKIFと二足のわらじだったが若かったので乗り切れた。
オリジナルキャラクターの企画、デザインを任されたことは得難い経験で、仕事に対する心構えや作法などの基礎を築けた職場でもあった。
5年後に子会社へ転籍、その会社が一時解散となったため入社から7年で退職しフリーで仕事を数年受けていた。
次第にIKIFとしての仕事が増え軸足はアニメーション制作に移行していった。

1997年より東京造形大学でアニメーションの非常勤講師を始める。
2001年東京工芸大学で映像学科アニメーションコースで専任になり、
2003年アニメーション学科が設立され今に至る。